【新唐人2014年1月20日付ニュース】大胆な発言で有名な香港カトリック教会の陳日君司教が、再度、中国当局の宗教政策を批判しました。また、中国本土の信徒を守れないローマ教皇庁の政策に心を痛めていると示しました。
香港カトリック教会の陳日君司教が先日、シンポジウムに参加した際、中国当局は宗教信者を人間として見なしておらず、周りの親族までが脅迫を受けている事に心が痛いと述べました。
香港カトリック教会 陳日君司教
「心が痛みます。彼らは教会の人を奴隷と見なしています。憲法上では宗教の自由があるというものの、コントロールされた自由であり、全ての宗教が奴隷化されています。宗教を奴隷化した政府です」
司教は、中国当局は脅迫手段のほか、利益をもって信徒を誘惑していると指摘し、またローマ教皇庁は中国当局に妥協しすぎだと述べます。
香港カトリック教会 陳日君司教
「許可すべきでない司教まで許可している。だから不法な司教がいるだけでなく、合法的な司教の中にも司教の資格のない人がおり、政府の手助けをしています」
陳氏は、香港の信徒は引き続き大陸の信徒に関心を寄せ、また、大陸の信徒も決して当局に妥協せずに、迫害の真相を白日の下に晒すよう呼びかけています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/19/atext1046731.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)